ウダイゴ天皇

大学生ですよ

...

僕の部屋のとなりに越してくる女の子

新たな新生活に胸をふくらませている皆さんこんにちは!ウダイゴです。今日は隣に引っ越してくる女の子についてしゃべりましょう。

 

あれはテスト週間だったから1月のことだったろう。いつもの通り大学に向かおうとして玄関で靴を履き替えていると大家さんが来た。

僕の住んでいるアパートは学生だけが住んでいて、この学生アパートを毎朝大家さんが掃除をしてくれている。大家さんは超が付くほど几帳面で、必ず朝の9時前にはほうきで玄関を履く音が聞こえる。夏の暑い日も冬の寒い日も大家さんには関係ない。ちなみに大家さんの容姿としゃべり方はザ・大阪のおばちゃんだ。

 

『ウダイゴちゃん(仮名)』

いつも大家さんは男でも名前に『ちゃん』づけして呼ぶ。はきはきしたしゃべり方で僕に隣に越してくる人の話を話し始めた。

『新しく隣に女の子が越してくんねんけど、隣が男の子で両親が心配してんねん』

『別にウダイゴちゃんはうるさくせえへんし、心配ないねんけど』

と大家さんは言った。

 

私はこの後推定IQ200くらいにはなっていただろう。隣に越してくる女の子についてすべての知恵を使って思考をめぐらした。まず今与えられている情報は

越してくる人は女の子

女の子の両親が隣が男だと心配している

たったこの2つ。しかしこの名探偵ウダイゴの手にかかれば、隣に越してくる人のイメージをすることは造作もない!!

 

私が導いた結論はこれだ!

 

ある女の子がいました。その子はとても美少女で学校のヒロインでした。やがてこの女の子のことを好きな男の子が告白をして付き合いました。両親からは彼氏の性格や素行の悪さから反対しましたが、このころの2人の関係を引き裂ける人はいませんでした。やがて時がたち、彼氏がひどい振り方をして2人の関係は崩れてしまいました。彼女は深く悲しみ涙に枕を濡らす夜が幾月も続きました。両親はこの経験から、娘に近づこうとしてくる男により一層の不信感が高まり、娘を誰にも近づけない箱入り娘として育てることを決意しましたとさ。

おおよそこんなものだろう。過剰ともいえる隣人への心配はきっとこんな経験からくるのだろう。間違いない!

そして隣が美少女だということも間違いない!ああ間違いないだろう!

 

おわり

 

実はサブブログに力を入れ始めました。絵や詩が好きな人はぜひ!

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