ウダイゴ天皇

大学生ですよ

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美しいピアノが悩みの聞き上手な訳

美しいピアノの伴奏だけでいい。最近そんなことを考えていた。

気分が下がったとき、やりきれない気持ちになったときに音楽というものは我々に寄り添い、また前を向けるように背中を押してくれます。

人の悩みなんてものは様々で、学校とか仕事とか恋愛とか明日のご飯とか、あらゆることで頭を抱え込みますよね。

そんな時みなさんはどんな音楽を聴きますか?それぞれの悩みにぴったりな歌詞の曲を聴く人が多いんじゃないでしょうか。

前にも話したかもしれないですが、自分はピアノの伴奏を聴きます。これは歌詞のないピアノのみの演奏です。

 

自分の心を鏡のように映したような歌詞や、全く同じような悩みをテーマに設定したような歌ってない気がします。

歌い手さんも自分の経験を歌にすることが多いので、やっぱりその点で差異が出てしまうのでしょう。

貴方を好きな理由が同じなのに高校生の設定だ・・とか

俺仕事で結構しんどいけど、別に上司には何とも思ってないよな・・・とか

悩んだ挙句すがりついた歌に物足りなさを感じてしまう。このような現象が起こりえます。

 

歌詞がないピアノのみの演奏はこのような現象が起こりにくいです。言葉がないので少々不器用な所がありますが無駄なことを言わず、優しい旋律のみが悩み疲れたあなたに寄り添います。

私はこのような理由からクラシックやジャズといった音楽ジャンルの存在意義があると思います。

 

とは言ってもこれらのジャンルの曲は歌詞がないので自分の背中を押してくれるような力はないです。ただ寄り添うだけ。この点で歌には劣るでしょう。

それじゃあピアノの伴奏は、到底歌詞にすることができない、自分でも何に悩んでいるのか分からないといった不透明な悩みを抱えている人にとって最高の治療法ということになるということなのか。

一個人意見なので皆さんとは違うかもしれないが。