なんでもかんでも重大なこととして考えるし、周りと比べて自分だけができないとすぐ落ち込んだりする。そうすると人間はどうでもいいようなことをグルグル考える。頭を使っているので生産的なことをしているように思えるが、全く生産的ではない。
結局は自分のしたいようにすればいいし、考えればいい。できなくても違う方法を考えてそれが実践されたときの成功の場面を想像して先にほくそ笑んどけばいいだけだった。人間いらないことを考えすぎているのだ。
きっと小学生の時に人生が明るく見えていたのは不安や自己嫌悪に陥ることが少なかったからだろう。常に未来のことをベースに物事を考えていたからだろう。いや、半ば直感で動いていたのかもしれない。自分のうちから湧き出てくる探求心や野心のような欲求を発散する習慣があったからだろう。それで失敗をしても不安や自己嫌悪にはつながらない。次はこうしようと考えていたはずだ。それが大人になると不安とか自己嫌悪とかいう無意味な能力を手に入れてしまい。長らく地面ばかり見ていて空の色を忘れるなんてことになるのだ。
自分がまだ少年の時にあった探求心や野心のような欲求を持っていることを再確認してそれを発散することをもう一度やってみよう。それでつまづいてもへこむな、不安になるな。そして間違っても自己嫌悪になんて陥るな!!

(大昔に撮った琵琶湖に登る朝日の写真)